車中泊にキャンピングカーが不要なワケはコレ

バンライフの夕暮れライフスタイル
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これから車中泊にトライしようと考えている方へ

30年以上前から車中泊を楽しんできた著者が「2021年度版車中泊入門」をお届けします。

近年は車中泊の人気が上昇中であったところに、コロナの影響で車中泊が注目されています。

この未曾有のブームを業界も見逃すわけもなくキャンピングカーが大ブレークです。

キャンピングカーメーカーのみならず一般のディーラーも車中泊を意識したラインナップを揃えていますね。

そこで迷いますよね。

わが家も、やっぱりキャンピングカーを買うべきかあ~!?(*’ω’*)

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車中泊にキャンピングカーは必要か

これは車中泊の永遠の命題?かもしれませんね。

答えは「ノー」です。キャンピングカーは必要はありません。

もちろんお金に余裕があるなら買うのも良しでしょう。

けれど実際に使いこなせる人は少ないデス。

自分も以前はキャンピングカーを持っていました。

有名なWWのバナゴンを所有して子供二人を連れてずいぶん旅を楽しみました。

ウエストファリア社が架装するVW

バナゴンは88ナンバーでキャンカー扱いでしたが、トイレはなく現在のハイエースと機能的には変わりのないものでした。

いわゆるバンライフのジャンルに当てはまるツアースタイルですね。

トイレは欲しい!でも意外に使えない

リビングスペースやベッドスペースはハイエース・スーパーロングで家族4人の旅は十分です。

Nバンなども二人までなら軽快に旅を楽しめますよね。

わが家も一人ジムニー旅を楽しんだりもします。

軽であっても調理も問題なく行えます。

問題は💩です。

トイレがあれば道の駅やキャンプ場以外でもどこでも宿泊が可能ですよね。

キャンピングカーの魅力はトイレだと断言します。

しかし……

理想のバンライフスポットだが……

現実はどうでしょうか。

人の居住しないエリアが広大に広がる海外に比べて

日本ではどこでもステイできるかというと案外そういう場所は多くないのです。

たとえばトイレのない漁港や林間のスペースに駐車して一晩過ごすとします。

だれもいないエリアを独り占め!というのが理想だが…

車中泊が今のようにポピュラーでなかった頃はOKでした。

しかし最近はマナーの悪い旅人が増えたおかげで住民からの目は厳しくなっています。

住民からの苦言や警察の巡回で職務質問など気分よく宿泊できないことも多々あります。

安心・安全な車中泊スポットはここ

現実には悲しいことに安心して車中泊できる場所は以下のスポットとなっています。

  • キャンプ場
  • 道の駅
  • 高速道路のSA・PA
  • 地元から認知されている一部のパーキング

キャンプ場

キャンプ場が一番のおすすめです。なんの問題もなく車中泊が楽しめるスポットです。

また焚火などの夜の愉しみもプラスできるのでゆとりのあるツアーなら一押しですね


無料のキャンプ場もけっこうあります。トイレのレベルを少し我慢すればタダですからね。


道の駅

禁止を明確に打ち出しているところやトラブルで有名な場所は避けましょう。

ネット検索で簡単に判別できます。(検索例/ 道の駅 〇〇・車中泊・禁止・トラブル/など)

禁止を明確に打ち出していない場合は基本的に夜間の休憩であれば容認されると考えています。


道の駅であれば休憩中の就寝について非をとがめる権利はありません。

ただし以下の行為は絶対にやめましょう。

  • ✖車外でのイス・テーブル・コンロの使用
  • ✖トイレでの洗い物
  • ✖コンセントからの電気の盗用(犯罪行為です)
  • ✖汚水の排水
  • ✖長時間アイドリング

実際に見たひどい例を挙げておきます。結構ふつうに存在するので禁止になるのもわかります💦

  • トイレから堂々とバケツで水を汲んできて洗車する🐎鹿
  • バーベキューグリルを囲んで飲酒する🐎鹿
  • タープを張る🐎鹿
  • トイレにキャンピングカーの汚物タンクを持っていく🐎鹿
  • 洗濯物を干す🐎鹿

通常の施設の営業妨害となるような一般の利用者と異なる施設の使用は避けるのは当然です。

公共の福祉に反する行為に権利はありませんものね。

また食事やお土産など必要経費はできるだけ道の駅に還元するのが望ましい利用方法ですね。

高速道路のSA・PA

旅の移動には欠かせない高速道路

高速道路での移動ではSA・PAを利用します。基本的には道の駅と同様の解釈です。夜間の休憩ですからその範疇で利用します。

就寝するとはいえドライバーの飲酒などはご法度です。念のため。

夜間のサービスエリアは結構にぎやか 耳栓など騒音対策は抜かりなく

ひっそり楽しめる、地域が許してくれている駐車場もある

全国には地域振興の観点から駐車場での仮眠が黙認されているエリアもあります。

上高地へのアクセス基地となる沢渡エリアの各駐車場などが有名です。

全国にはこういう場所が少なからずあります。

ネットで事前にツアープランを立てる場合などは「駐車場/車中泊/スポット」などと検索すれば適地が出ることも多いですからできるだけググっておきたいですね。

わが家のハイエース 赤穂御崎温泉至近の無料駐車場にて

とはいえ行き当りばったりも楽しい車中泊の魅力です。道の駅をうまく利用しましょう。

安全で安心な車中泊スポットにはトイレがある

安心して車中泊できる場所にはトイレが設置されています。

新しくはないがきれいに清掃されたトイレ 大切に利用させていただきます

使用する際は便利に思う車内のトイレですがメンテや処理から所有者でも利用しない人が多いのです。

日本でバンライフを楽しむレベルならトイレなしのバンを改造した車両がもっとも適しています。

わが家では普通車の最大サイズでパーキングでも不自由にないハイエースを長年愛用しています。

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