憧れだったVW・バナゴンの旅 理想と現実

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フォルクスワーゲン バナゴン お洒落なウェストファリアー社架装

ウエストファリア社が架装を手掛けたVWのキャンピングカーは若い頃から憧れのクルマでした

無骨ながら機能美に溢れたルックスがたまりません

ほんとうはこのタイプが欲しかったけど……

チェロキー・ボルボと乗り継いで輸入車にも慣れた30代後半ついに手を出すことになります

子どもたちと週末に気軽に旅に出れるようにと奥様を口説き倒してゲットした愛車でした🚐

古いT3あたりが欲しかったんですがトラブルも怖いのでT4で妥協しました

ポップアップルーフのテントベッドは最高の秘密基地

バナゴンは家族4人での旅には十分なミニマムキャンピングカーで就寝もらくらく。

子ども二人はポップアップルーフのベッドで寝るのが大好きでした

ポップアップのルーフベッドはテントみたいで楽しいものでした。

わが家は一階二階にそれぞれ大人1人子ども1人で寝てました。

構造上ぎりぎりの端までスペースは使えないのでやや狭いですが見晴らしもよくって快適でした。

二階はやや揺れるのが気になりますね。

寝返り打つとゆらゆらします(*ノωノ)

ジャッキタイプのスタビライザーをヤフオクでゲットして少しマシになりました。

樹脂製のチープな感じのものでしたが意外に使える代物でした。

FFヒーターは必需品

少ない消費電力で車内を温めてくれるFFヒーターのおかげで厳冬期もOK

Tシャツ一枚でも過ごせるくらいまで設定できます。

キチン・シンク・コンロもミニマムな感じが好ましく使いやすさも〇

バーナーはホワイトハウスでカセットコンロ仕様にコンバートしてあって使い勝手は最高でした。

エンゲルの冷蔵庫は低電力で冷凍もできる優れもの。内容量も十分です。

後部座席が一瞬でベッドに早変わりするシステムは優秀

後部座席がスライドしてベッドになるシステムは超便利でした。

シート下のレバーを引いて座面をスライドさせると背もたれが後ろに倒れてベッドが出現します。

完全にフラットなベッドになりますから安眠は保証されます。

ベッド横の収納は必要十分な収納量です。

シートは簡単にベッドに変身 冷蔵庫・キッチンも秀逸

名古屋のホワイトハウスが取り扱っていた時代でしたので中古車を240万くらいでゲットしました。

ほんとあちこちに出かけましたね。

いまとなっては子どもたちと過ごした自然の中で時間はかけがえのない思い出です(^_-)-☆

でもいいところばかりでないのも事実でした(*ノωノ)

「海外のクルマはトラブルが多い」は本当?

3年間くらいは想定していたトラブルもなく家族を旅に連れて行ってくれました

しかし4年目くらいから連続してあちらこちらとトラブルが発生し始めます

六甲山の長い坂道を登っていると後部座席の娘が

「お父さん!!!煙っ!!!」

バックミラーを見ると真っ白な煙がもくもくと💦

危険でないところまで走って停車 火災ではないことを確認してボンネットを開けると

やっぱり!のオーバーヒート💦 これは走行不可能↓

幸い自宅から一時間程度の距離で知人の車載車で連れて帰ってもらいました

診察結果は完全に焼き付いて研磨が必要とのこと

ここで30万円の出費💦

数年後高速のSAで開けた運転席のパワーウィンドが上がらなくなりました

真冬のことで走行不能となりJFAスタッフの優れた対応力でなんとかその場を凌ぎました

このリペアに5万円程度の出費💦

これで奥さんから命令が下ります まあ当然ですよね💦

子どもを育ててくれたバナゴンとのお別れです(*ノωノ)

欧米車の電装やパーツは国産と比べて心配?

バナゴンのオーバーヒートはタンクからでたパイプの樹脂でできたジョイント部分に入った亀裂が原因

ベンツなら金属製のところがVWは樹脂製だったわけです💦

そういえばチェロキーも樹脂パーツの亀裂でクーラントが噴水のように噴き出た経験があります

日本車では考えられないトラブルです

そういうところは時代とともに改善されているにしても安心を買うなら国産車には叶いません

ネット上ではこういうことは情報として上がりにくいですが

国産車の感覚で海外メーカーのクルマに乗ると面食らうことになりかねません

ご注意くださいね

バナゴンの下取りは想定外に高額でした

お別れに際してガリバーで見積もってもらうと100万程度は出るとのこと

これは想定外の金額でした

それだけ人気があるんですね

きっとリペアされてまだどこかで走っているに違いないと思いたいです🚐

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