第二次世界大戦が終わりアメリカに黄金期が訪れる1940年代後半。リーバイス501も完成された形となります。
47モデルの誕生です。47モデルとは1947年から1950年初頭に製造された501XXを指します。生地・縫製・シルエット、501の完成形とされビンテージ市場では高い価値があります。ビンテージ好きなら誰しもが一度は穿きたいと思うデニムです。
ビンテージのリーバイス501XX47model ギャラリーはこちら👇
ジャパンデニムもこの47モデルをモチーフにした製品が多く製造されています。ウエアハウスでも一つのレーベルに47モデルがラインナップされています。他のレーベルもこだわり満載のレーベルですのでご紹介しておきますね。
ウエアハウスのレーベルは3つ
ウエアハウスにはレーベルが複数存在します。マーケットでは、シリーズともブランドとも混同されたりとやや難解なんですが(*ノωノ)
パンツの場合以下のようになるかと思います。
- デッドストックブルー
- ダックディガー
- ウエアハウス&Co
デッドストックブルー
2020年秋にセンセーショナルに登場し大きな話題を呼んだデッドストックブルー。ウエアハウス最高峰のレーベルとして位置づけられビンテージへのこだわりが強く感じられます。ベジタブルタンニン鞣しの革パッチ・新開発のボタンやリベット・緻密なミシンのセットアップ。酸化デニムを使用してビンテージ特有の「くすみ」を再現しています。ビンテージマニアには特におすすめです。
ダックディガー
所有する実際のビンテージコレクションからユニークな個体をサンプリング。ステッチやディテールの歪さまでも再現したレーベルです。デッドストックブルーが設立されるまでは最高レーベルの位置づけでした。ユニークな個体の魅力とメリハリある色落ちをする生地の魅力は随一です。デッドストックブルーに劣らずビンテージファンの強い人気を誇ります。
ウエアハウス&Co
1995年の創業以来ウエアハウスの看板として多くの製品を発表してきたレーベルです。モダンなオリジナルのシルエットのデニムをビンテージの製法で生み出すレーベルと言えるでしょう。きれいめの着こなしにおすすめでコストパフォーマンスに優れたレーベルです。
現在購入できる47モデルはコレ
現在ウエアハウスで47モデルと銘打ってリリースされているのはこちら👇
✅ダックディガーDD-1001XX👇
ジーンズがワークウエアからファッションへと昇華する年と位置付けられている1947年。無骨さと洗練されたシルエットが同居するバランスがヴィンテージジーンズ好きの中でも高く評価されている。シルエットの特徴は股上が深く、裾にかけて緩やかにテーパードする形状。体型を選ばないパターンだけにヴィンテージ市場でも珍重される一本だ。その希少なモデルを忠実に再現したのがDD-1001XX。生地はウエアハウスの傑作として名高い”バナーデニム(13.5オンス)”を採用。テネシー州、テキサス州、アリゾナ州で栽培されたコットンをブレンドし、当時らしい自然なムラ糸を再現。その糸を使い希少な旧式力織機G3が生み出すデニムは、まさにヴィンテージ同様の色落ちを生み出す。そのためDD-1001XXはウエアハウスの定番モデルLot.1001のクラシカルモデルとして位置づけられている。
ウエアハウス公式オンラインショップより引用
7番×7番(13.5 Oz)米綿 3州ブレンド
エイジング革ラベル
オリジナルバラックバッグ付き
一部ステッチを自分で加工するとオリジナルと見違えるほどのリアルさです。
こちらの動画ではステッチの加工をしています。
トライされる場合は動画のような失敗しないように見て下さいね(*ノωノ)【モデルはDD1003XX】
あはは(*’ω’*)
✅1001XXヘビーオンス
6番×6番(14.5 Oz)メンフィスコットン単一糸
2021年に新しく1001XXヘビーオンスが発売されました。こちらも47モデルの縫製仕様となります。
47モデルを再現していますが飾りステッチのない大戦モデルのようなポケットが特徴です。
なによりウエアハウスの歴史に残る優れたデニム生地の一つ「強撚糸」デニムを採用したXXらしい色落ちをします。この色落ちがもっとも好きだというマニアもいるくらいの定評あるデニムですので色落ちにこだわる人にはこちらもおすすめです。
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