繊細なステッチが魅力 ウエアハウスDD2001XX スモールボタン

ウエアハウス
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繊細なステッチが魅力 ウエアハウスDD2001XX スモールボタン

デッドストックブルーが素晴らしいのは周知の事実👀筆者もDSBS2000XXを手にしてもうジャケットはいらね~(^_-)-☆と思ってました。が💦ショップでコイツに一目惚れ(*ノωノ)

リーバイス506XX いわゆる1STにポケットにフラップが付けられたのは1927年のこと。当時はデニムブラウスと呼ばれ、ワークウエアとドレスウエアの境界が曖昧だった社会情勢であったそうです。サックコートなんかもそのカテゴリーですかね。

オリジナルの506XXは非常に現存数が少なく古着界隈では幻のジャケットです。運よくとあるコレクターの方のご厚意でオリジナルを拝見しました👀。非常にコンディションのよいソレの色っぽいこと💛

襟の形状が独特でしょう👀後にシャツカラーに変遷していくのですが当時はワイドスプレッドと言いいましょうか、小さ目の襟でホリゾンタルカラー。開くとまるでイタリアンカラーです。これが色っぽい💛

ドレスとワークの境界が曖昧な時代背景に生産された繊細なジャケット

1920年代半ばから1930年代半ばまで生産されたとされるこのジャケットの特徴は

◎ボタンは刻印の無いものもあるが全て小ボタンを使用

◎この時期で採用が終わるブラウス襟

赤タブのないポケッ

一本針ミシンを使用

細かいミシンの運針ピッチ

細い番手の縫い糸

◎コーナー部分が丸いポケットフラップ

幅の狭い横長のボックスステッチ

◎針の受けが凹んだバックル など

1920年代の繊細さを再現しているフフロント

細い糸を使って一本針ミシンで丁寧に縫製された最後のジャケットを再現したウエアハウスDD2001XX

大量生産へと移行し生産過程が合理化される前の丁寧な仕事が伺われるディテールが魅力的♡決定的に運針ピッチが細かいんですね👀また一本針ミシンで縫われています。フラップのステッチやポケットのコーナー処理などが分かりやすいですね。丈夫さと繊細さを兼ね備えた非常に繊細なイメージのジャケットです。

ウエアハウスでは以前からこのジャケットをダックディガーシリーズで生産していたようです。しかしまさに当時のL社以上に生産において合理化を目指さないウエアハウス。定番商品であっても在庫に巡り合う機会が少ないものも少なくありません。今回2021年春にまとまって上がってきたロットにジャストサイズがあったため迷いに迷ってゲットできたのがココでご紹介しているDD2001XXです。

幅の狭いボックスステッチとピッチの狭い運針
大戦期と比べて細い糸で縫われたステッチ ピッチが細かいのが分かる 下は46モデル

ウエアハウスの自信作バナーデニムを使用した軽い着用感も魅力

生地はバナーデニムを使用してあり軽い着心地。また着用における皺やスレがアタリとなって表れやすいのもイイ感じです。ジャケットってなかなか経年変化が出にくいアイテムですので筆者など残り長くない人生ですから(^_-)-☆大事なポイントです。名作デッドストックブルーはじっくり変化していく生地ですから顕著なアタリを実感するには毎日着たとしても数シーズン年は必要でしょう。バナーデニムは着るたびに変化を実感できますね。

DSB(上)に比べて変化の出やすいバナーデニムを使用したDD2001XX(下)

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