近年のウエアハウスのテーマの一つ【TURN OF THE CENTURY 】
ふつうでは目にすることもないような100年以上前のヴィンテージウエアを近年ウエアハウスは再現しています。
なじみのあるカレッジプリントのスエットや501XXとは異なるカテゴリーのアイテムですね。
ところが意外にこれがけっこうイケるんですよね~。
ってことでイケるオーバーオールのご紹介です👀
1800年代終わりのワークアイテム
ウエアハウスの春アイテムの中で、いよいよ注目のオーバーオールが発売される。トラウザーに簡素なエプロンを組み合わせたようなローバックスタイルが特徴で、アイテム名にもある通り、“世紀の変わり目”つまり19世紀終わりから20世紀初頭に作られたと推測される、クラシックな1着だ。 当時はシャツにこのようなオーバーオールを重ね、カバーオールではなくサックコートと呼ばれるシンプルなジャケットを羽織っていた。縫製はすべて本縫い。背面や股部分など負荷のかかる箇所には、生地をあてるなど牧歌的であるが丁寧な仕事がなされていた。当時は大量生産ではなく、まだテーラーのような仕立ての時代だったことが、そういう点からもわかる。 もとにしたヴィンテージは、酷使と日焼けによるダメージを補修しながら使い続けたのだろう。その佇まいは唯一無二だ。ブランド名はCOOMBEMINERSVILLEととボタンにある。そんな100年近く前のモデルを、いまっぽくTシャツにゆる〜く合わせて楽しんでいただきたい。
ウエアハウスHPより
ほんとうに究極にシンプルな仕様👀ビブはポケットもない簡素なデザイン、というかデザインされていないただの胸当て(‘◇’)ゞ
バックポケットは右側のみのいわゆる片ポケ。ショルダーストラップの留め具はおそらく手曲げで製作される結構鋭利な💦スレッドが採用された見たことも無い金具です(*ノωノ)ウエストには非常にシンプルなバックシンチが付けられています。
生地が面白いですよ~。このオーバーオールのために起こされたネップが目立つあるざらつきとムラ感の強いライトオンスデニムです👀師匠のお話ではやや赤みを感じさせる染色になっているとのことでした。きっと個性的な色落ちを味わえることでしょう(*´▽`*)この時代にはSTIFEL社の生地を使ったものが多くデニム生地を使ったモデルは意外と珍しい存在 だそうですね。
当時は生地幅が狭く型紙を採るのに生地の端から端までを使っていたようです。一枚の生地で筒を縫製したためインシームしかありません(-.-)見たことも無いようなところにセルビッジが現れています👀
ローバックスタイルがおおきな特徴ですね。これから暑くなる季節にもこれなら穿けそうですよ。ウエストバンド中央部にV字の切れ込みがあります。バックシンチも装備された20世紀初頭までのモデルに見られる仕様だそうです。
ワークパンツに見られる股ハギと呼ばれるパーツが採用されています。
フロントポケットは直線的なカッティングで本縫いが施されます。内側は切りっぱなしの状態です(‘◇’)ゞ右側にはコインポケットがあります。当然ですがリベットはなく本縫いで返し縫いがされて補強されています👀
ボタンはサイズ36でも2個という少なさ(‘◇’)ゞクラシカルな格子状の柄入りのものが使用されています
100年以上前のワークウエアですが夏に向けてサンダルにヘンリーネックTにさらっと穿いたりするとイイかもですね~(^_-)-☆
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