
ジーンズ界のビスポークともいえる竹永正俊さんのB.O.T=ブリッジオブザタイムズ。
現在は2021年10月から製作を開始した大戦モデルを中心にユーザーのオーダーによって37モデルや47モデルも製作されています。

オーダーするには大山山麓までのドライブが不可欠ですが手作り感あふれるファクトリーでの打ち合わせ後の満足感は格別(^_-)-☆

シリアルNO1をいただく筆者のB.O.TS824XXは現在約半年を経過🕗
筆者のヴィンテージの大戦モデルに端を発したモデルということで愛着もひとしおです💛
実質毎日穿き込んだのは五カ月で洗濯は4回という状況です👀
ジーンズというのは生地、縫製で製品となりますがユーザーの手に渡ればそこからが変化のスタートラインですし穿き手によって全く別物になりますよね👀
今回それを痛感したのはTCBジーンズさんの企画でした👀

tcbS40’sのワールドコンテストの発表を毎日のように拝見していて「これほど色落ちに差がでるのね~(‘◇’)ゞ」って思いましたね👀
さまざまな要素が複雑に作用して一本の色落ちしたジーンズが作られていくことは百も承知でしたが💦
目からうろこでしたm(__)m
ワンオフメーカー【B.O.T】ブリッジオブザタイムズの大戦モデルの経年変化 究極のレプリカジーンズ

てなことで今回のB.O.TS824XXも筆者の穿き方、ライフスタイルの結果👀ということでご覧くださいね(^_-)-☆
概要👀
切りっぱなしの持ち出しやフライから見える中白の具合から色落ちはゆっくり目という予測は的中👀
過激なヒゲやハチノスをお好みの方には向きません(^_-)-☆
ゆるいテンションで織られた生地らしく古い501XXに見られるような横段がフロントに出現しタテ落ちに華を添えています👀

タテ落ちの具合は緩いテンションの太い部分がタテに連なって出る「点落ち」タイプでしょうか👀
50年代によくあるような雨の降るような線でつながる縦落ちとは異なる様相です(^_-)-☆
現在はフロントにのみ出現しています👀
バックはポケット底辺のステッチのテンションの加減でしょうか👀イイ感じにタテのシワが形成されてますね👀
内側に手で折り込まれた生地の余りのアタリもGoo👀
B.O.Tの真骨頂は竹永さんの高い技術に裏付けられた再現力ある縫製です👀
ヴィンテージの501XXの縫製に見られる歪なステッチは当然意図的ではないのですが、それをわざとらしくなく再現するのは難しいことでしょうね(‘◇’)ゞ
あとでご紹介しますが大戦モデルのバックポケットのステッチのさまざまな表情を見れば竹永さんのヴィンテージに対する表現力が分かりますね👀
こだわりのパッチはオシドリのプリントが薄くなっていますがヴィンテージのフォントを忠実に再現したスタンプはくっきりと👀質感もイイ感じですよ。

インディゴが濃いいのも手伝ってか糸はオレンジよりもイエローが前に出る感じ👀

B.O.Tのジーンズは長年消防活動に使用する衣料の縫製に携わってこられた竹永さんの確かな縫製技術とヴィンテージの501XXへの愛着が融合した製品です。
歪なステッチや仕様でありながら強度や耐久性もありいい工業製品だと感じています👀

拡大してみるとまだ毛羽立ちの残るB.O.TのWW2大戦生地👀
ってことはまだまだ生地の本質が分かるところまで経過してないってことですね👀
五ヶ月でまだ毛羽立ちが残るB.O.T大戦生地

デニムの色落ちは染料であるインディゴが洗濯によって水に溶けだすと共に繊維の表面が摩擦で削られることによって進行します。
「毛羽立ち」は摩擦によって切れた繊維が表面に立っている状態でジーンズの経年変化の過程として不可欠です。
毛羽立ちを防ぐために加工したデニムもあるのですが「毛羽立ち=色落ち」ですのでヴィンテージ系のジーンズには欠かせないものですね(^_-)-☆
穿き続けてある程度の時期が過ぎると切れた繊維は抜けて毛羽立ちは収まっていきます👀
その頃になるとインディゴに染まった表面の繊維が削られてインディゴに染まっていない中心に近い部分の白い繊維(中ジロ)が表面に現れます👀
このころから落ち着いたインディゴブルーの表情が出始めるわけです(^_-)-☆
ですからB.O.T大戦生地はまだまだ正体を現していない!ってことです👀
穿き始めて一カ月くらいでデニムの特性って何となくわかりますよね。この生地はかなり根性があるよ~と予想していたのですが想像以上の粘り腰です👀
かなり年末にかけて過酷な状況でガンガン穿いたのですがおそらく洗濯の回数が増えていくと大きく変化しそうな感じがします(^_-)-☆
楽しみですね~♪
粘り腰を見せるB.O.T大戦生地の色落ちの予測

現時点でこの生地の将来が予測される表情が見て取れるのが👆ベルトループ周辺👀
強い摩擦が発生したループのセンターや角には中ジロが顔を出しています👀
ウエストのセンターには黒いまでに濃いいインディゴ溜まり👀
その中間レベルのインディゴブルーと三段階の色調が美しく表れていいます👀

サイドステッチまわりのアウトシームの角にもメリハリのある中ジロ👀
徐々に他の部分でもこれからさらに表面が削られていくことで中ジロが顔を出してくるでしょう👀

現段階ではヒゲなどはまだあまり目立たない状態ですがこれからこまめに洗濯することで表面が落ち着いて毛羽が取れるころにはコントラストのある色落ちが期待できるのではないでしょうか(‘◇’)ゞ

まだまだこれからのB.O.T大戦生地ですね(^_-)-☆
今日はここまでm(__)m
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