1940年代までの501XX サイドステッチ編

デッドストックブルー  リーバイス
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いまや目にすることもなかなか叶わない1940年代の501XX(*ノωノ)

今回はサイドステッチについて見てみます👀

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ウエアハウスで検証する1940年代までの501XX サイドステッチ編

1940年代までの501XXのサイドステッチは長いものが多い!というか圧倒的に長いです👀

まれに短いものがあって40年代中盤まではかえってそれがレアでしょうね。

とはいっても実物だけの検証は筆者にはムリ💦

ウエアハウスさんがヴィンテージの個体を入手して細かいところまで再現したデッドストックブルーで見てみましょう👀

2019年に登場したデッドストックブルーレーベルの大戦モデル・46model・47modelの三モデルをチェック👀

いつもお世話になっているウエアハウス大阪店の店長さん直伝の㊙?💦ポイントのご紹介です(^_-)-☆

ヴィンテージの個体の年代を識別するポイントはたくさんあってそれらを複合的に見て年代を判別しますよね。

サイドスステッチもそのうちの一つです👀

47model後期をもって長いサイドステッチは姿を消します。1940年代までのディテールと言えます👄

サイドステッチとはそもそもは補強のためのステッチでした。テンションのかかる腰回りにアウトシームのシングルステッチ一本では強度不足としてシームの外側にもう一本ステッチを入れたものです。

20~22センチ程度のものが多くバックポケットの下部に揃うようなイメージですね👀

横からは長いステッチが目だちますのでインパクト大👀筆者は大好きです(^_-)-☆

ところが1950年代に入ると補強の意味合いが実際にはあまりないとの判断からでしょうか?

一気に12cm程度に短くなります💦

一説に糸の節約という説もありそれがリーバイスらしくもあり正しい気もします(^_-)-☆

長いだけではなかった1940年代のサイドステッチ👀

そのサイドステッチですが外見からは想像できない秘密㊙があったのです(‘◇’)ゞ

現在通常のジーンズはすべてシングルステッチによって縫われています。

ヴィンテージの個体でもシングルステッチが採用されたものがほとんどです。

ところが稀にシングルステッチではないサイドステッチが存在し???となるわけですね(^_-)-☆

シングルステッチ(本縫い)とチェーンステッチ(環縫い)のサイドステッチ👀

ジーンズのステッチにはシングルステッチ(本縫い)・チェーンステッチ(環縫い)・が採用されています。(巻き縫いはチェーンステッチ扱いです)

シングルステッチは本縫いと呼ばれ耐久性のあるステッチの王道と言えます。しかし下糸を別に巻いたボビンからとるため小さなボビンの糸が無くなるとボビン交換が必要ですので生産性は高いとは言えません。

チェーンステッチは環縫いの名の通り一本の糸を輪のようにして上糸と下糸に用いるため一つのおおきなサイズの糸巻が使用でき長い距離が縫えて生産性が高いステッチです。しかし一か所が綻びると全体の強度が低下するというデメリットがあります。強度的にはシングルステッチに劣ります。

となるとサイドステッチはどちらを採用しますかね~

短いサイドステッチにはシングルステッチが適していますよね(^^♪

501XXの完成形と言われる47モデルでは当然シングルステッチですね👀

番手も太いですね👀補強の意味合いに納得です♪

ところが大戦モデルとなると👀

太い糸ですね~👀シングルステッチです👀とおもいきや

反対側は👀なんと細番手のチェーンステッチ!!👀

なんでやね~ん(*ノωノ)

これが大戦期直後の46モデルでは👀

左右ともチェーンステッチ👀💦しかも細い糸番手!

さらになんでやね~ん(‘◇’)ゞ

まとめ 1940年代のサイドステッチにみる501XXの本質

おそらくこの後短くなってしまうサイドステッチ。

工場や生産者による裁量が大きかったパートだと思われます。現場の事情👀ミシンの都合や糸の在庫、職人の感覚、などに左右されていたのではないでしょうか(^_-)-☆

でもこの感じがTHE U.S.Aって感じで好きですね~💛

文献による検証などはしていません(‘◇’)ゞブロガーのひとりごとですm(__)m

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