ウエアハウス最新情報。インスタや雑誌で話題となった第一次大戦のアメリカ航空隊アビエイタージャケットをご紹介します。
非常にクラシカルな、いまから100年以上前の衣類ですからね、ルックスでどうやって着こなすの?て感じで画像を見ていた、そのジャケットに遭遇する幸運に恵まれ試着まで!
インプレッションをレポートしますね👄
1910年代のアビエイタージャケットはウエアハウス入魂の最新作
wwⅠアビエイターは「意外に使える」ハイクオリティーなレザージャケット
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東京をスタートし全国の直営店で展示受注されていたサンプルが筆者が大阪店に行ったときに偶然に帰ってきていたのを店長さんのご厚意でじっくり見せていただくことができました👀
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想像とは異なり実物はオーラを放ちながらも意外に「使える」ジャケットの顔をしているというのが第一印象です。
第一次世界大戦時のアメリカ航空隊所属の少尉を守ったアビエイタージャケット
トレンチコートは第一次世界大戦で厳冬の欧州で塹壕戦において兵士の身体を守るために採用されたコートが原型。アクアスキュータムやバーバリーが有名ですね。
時代考証的には同時代の衣類となります。
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当時はまだ米国は独立した空軍を持たず英国や仏国が優位に立っていたそうです。英国に倣いながら徐々に力をつけていく過程にあった陸軍航空隊が採用したショート丈のジャケットを再現したのがこのウエアハウスwwⅠアビエイタージャケットになります。
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実存するヴィンテージを入手したところからこのジャケットの開発が始まったのですが、ヴィンテージのアビエイタージャケットは所有者の氏名や素性、学歴が克明に記録されたものです。
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所有者のJM.ⅮAYTON少尉はマサチューセッツ大学から士官候補生として入隊しのちフランスに駐留。任務を果たし戦後はニューヨークで高校教員を務めた人物でした。
彼を戦災から守るというミリタリージャケットの使命を全うしたジャケットなわけです。こういう逸話がグッときますね。
厳選されたラムレザーやゼロから作成された副資材による贅沢なジャケット
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まず現物を見てレザーの質に驚きました。直営店限定の上質なラムレザージャケットはA1タイプにも採用されていますが更にその数段上をいくクオリティー👀
裁断された多くのパーツごとに表情の異なるレザーが使用されています。
大小のシボが目を引くフロントパネル。レザーのしなやかさを感じさせる面積の大きいパッチポケット。長い一枚のレザーで仕立てられたベルトなど革好きにはたまらない質感です。
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バックルはこのジャケットのためだけに製作された逸品。オリジナルを忠実に再現しています。
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防錆の観点からブラックニッケルと鉄の合金を採用したオリジナルと同じ合金を使用。エイジングによってくすみが生じるのでしょう。
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水牛ボタンとならんで高級ボタンに挙げられるナットボタンを採用。ヤシの一種の実から削り出した堅牢なボタンです。
一見して水牛ボタンと見まがうような密な素材感でした。
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ダブルブレストの襟が印象的なジャケット👀ラペルに施されたボタンホールが目を引きます
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このボタンホールの処理が実に1910年代を感じさせてくれます。
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裏側には別の革をあてがい縫い付けることで強度を出しています。第二次世界大戦前後には姿を消した手法ではないでしょうか。すべてのボタンホールにこの処理が施されています。非常に手間のかかる縫製です。
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左右のポケットも特有の作りになっています。デザインではなく収容性をあげるためマチを大きくとったポケットがクラシカルな印象です。
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裏地はコットンフランネルです。ウールでないのは意外でした。このフランネルも特注生地だそうで毛足の長いコットンフランネルで肌触りは格別でした。
ブランドタグも当時のスポルディング社の体裁に倣ったものを使用しています。
アビエイタージャケットのサイズ感とフィッティング
パーカーに大戦モデルデニムパンツでぶらりとお出かけしてたので試着は申し訳ない感じでした💦
しなやかなラムレザーのおかげで着用のストレスがありません。カウレザーやホースレザーではありえない着心地です。
ベルトでウエストを絞った際もきれいにシルエットが出ますね。
着丈はやや短めの印象ですから意外にデニムパンツにも合いそうです。
店長さんのインスタ画像をまずはご覧ください👀
タートルがいいですよね(^^♪きれいめな感じにまとめるのが定番でしょうね。
でも若いスタッフの方がデニムとキャップに合わせたコーデなどでもイケてますので意外に守備範囲が広いかも知れませんね。
近々youtubeでご紹介しますので筆者の無様な試着もご覧ください💦
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