【銅ボタンの47モデル】ウエアハウスDSB1001XXは最初のデッドストックブルーとしてもおススメ

ウエアハウス
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人気を博すウエアハウスデッドストックブルーも徐々にアイテムが増えてきました。

2021年秋、現時点では大戦モデル46モデル47ジップアップモデル47モデル(銅ボタン)・36モデルがセットアップでラインナップされています。

DSB 大戦モデル S1000XX

嬉しい反面これからデッドストックブルーを購入しようとする方にとっては悩ましいところ。

大戦モデル好きは一択ですが、46・47モデルファンにとってはDSB1000XX・1001XXは悩ましいところです。

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【銅ボタンの47モデル】ウエアハウスDSB1001XXは最初のデッドストックブルーとしてもおススメ

501XXでは大戦モデルの後継が46モデル・47モデルと呼ばれるモデル

DSB 47ジップアップモデル 1000ZXX

実は46モデルという呼称が使用され始めたのはつい最近のことです。

検証や分析が進み戦後の限られた一時期に生産されたものを46モデルと呼び始めたのです。

それまではステッチ・リベットのない大戦モデルリベット・ステッチ復活で47モデルと一括りでしたからね。一見して分かる差異が少ないのも事実です。

今回は47モデルである銅メッキボタンを採用したDSB1000XXにスポットを当てつつ46モデルであるDSB1001XXと比較してみたいと思います。

WAREHOUSE ウエアハウス Dead Stock Blue Lot.1001XX(1000XX) Copper-Colored Steel Buttons

銅ボタンが目を引くDSB1001XX

【Late 1940’s to 1950】と表記されているこのモデルは一言で言えば501XXでいうところの47モデルです。銅メッキのスモールボタンを使用した47モデルの個体を再現したのがDSB1001XX Copper-Colored Steel Buttons です。シルエットやディテールは人気ある47モデル。さらにボタンのみカッパーカラーであるところがくすぐられるポイントですね。

左 銅メッキされた鉄製のスモールボタン 右 トップボタンは通常のタイプ

銅ボタンはインパクトがありますが、パンツは見えないスモールボタンのみ銅メッキボタンが使用されています。

二次世界大戦後に製造されたモデルのなかには、その「規制」がとれたゆえに、自由度の高いアレンジメントが加わった個体が存在します。小股部分にのみ、銅色ボタンの付くこのジーンズもその希少な個体の一つ。

大戦時には使用が禁止された「銅」を含んだボタンやリベットなどの衣料品の金属部材。代わりに使用する鉄製部材では、どうしても錆が生じるため、表面にメッキ処理をすることで錆を防ごうとしています。リベットでは「鉄製銅メッキ」が当時使用されました。タックボタンにおいては、デザインが月桂樹の柄のドーナツボタンでも、ロゴ入りのボタンでも、素材は以前から使用されていた鉄製を使用しています。しかし戦後、支柱部分に銅素材が使用されることからも、ボタンの錆について、それを防ぐ研究を重ねていたと考えられます。戦時の規制が完全に解かれた1947年から50年代までのモデルには、このタックボタンに特殊な加工を施したとみられるモデルが存在します。それがこのCopper-colored steel buttons「鉄製銅メッキボタン」です。戦時中には存在していない支柱の銅や、カバー部分の銅メッキ処理を、規制がとれた戦後にこそ、 あえて試みていたと考えられるのではないでしょうか。

デッドストックブルーのレーベルでは、奇跡的に見つかったセットアップの同時代モデルの個体に付くこの銅色ボタンをオリジナルで作成しました。

「銅色ボタン」のセットアップモデルとしてGジャンと合わせて着用できる魅力はもちろんありますが、ジーンズ単体としても、ヴィンテージジーンズとして最も完成度の高い「1947モデル」を踏襲した時代のもので有る為、シルエットもオーセンティックなストレートです。

7.5番×7.5番 ピンクセルヴィッチデニム・鉄製タックボタン(銅メッキ)・ベジタブルタンニングディアスキンラベル

ウエアハウス公式HPより引用

その他のディテールは典型的な47モデルのそれとなっています。

デッドストックブルー元祖46モデルの1000XXと新進47モデルの1001XXの注目ポイント はシルエットとステッチ

DSB 1001XX 銅ボタンのステッチ

46モデルの1000XXと47モデルの1001XXの注目ポイントをピックアップしてみます。

●やや異なるシルエットを持つ二本

スッキリとしたシルエットのDSB1001XX銅ボタン

大戦期を終えて完成形へとアップデートを始めたばかりの46モデルに比べると47モデル1001XXのほうがやや細身です。

50年代にかけてワークウエアからファッションアイテムへとシフトしていくジーンズですがそのあたりが表現されているのかもしれませんね。ここはチェックポイントですね👀

●異なるステッチの表情

46モデルの1001XXは端正なステッチです。

47モデル1000XXは歪のあるステッチをベースにデザインされていますね👀

どちらもカスタムすればイイ感じになること請け合いです。

左右非対称なステッチの1000XX
美しい端正なステッチ

ここは完全に好みの問題でしょう。

発売当初からデッドストックブルーの片翼を担ってきたDSB1000XX

一方新進のモデルと言えるDSB1001XX

今選ぶとすればどちらも魅力的ですが、

ややクラシカルな印象の1000XX

アップデートされつつあるレアな個体を再現した1001XX

といったところでしょうか。

ご参考になれば幸いです。

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