ウエアハウス秋の話題作の一つ、大戦カウボーイジャケットは新たに開発した専用生地を使用しアメリカ製UFOリベットを配した力作。ヴィンテージでも現存数の少ない“101 カウボーイ”ジャケットの「大戦モデル」を再現したモデルとなります。
ウエアハウス最新の大戦モデルは新たに開発した専用生地を使用しアメリカ製UFOリベットを配したカウボーイジャケット
相変わらず人気の大戦モデル。ジャケットは1STタイプで4つのドーナツ、月桂樹ボタンとなるリーバイス社のものが定番ですね。そこで大戦モデルでも他人と違ったものを探している方にこのLeeの大戦モデルはおススメです。この記事では製品概要から筆者のインプレもご紹介しています。
ヴィンテージLeeの大戦モデルはバックルバックのない超希少な個体

第二次世界大戦下、戦時製品監督局(W.P.B.)が衣料の部材簡素化を国内企業に命じました。リーバイスではリベットが廃されたり月桂樹やドーナツボタン、ネルスレキなどを使用したS501XX大戦モデルが生産されました。同様にLeeも物資統制下において大戦モデルを生産しています。
“COWBOY”の刻印入りボタンはリーバイス同様に汎用月桂樹ボタンに変更されワークウェアの象徴であるトリプルステッチはダブルステッチに簡素化されます。コーナー部の角度をなくし縫製を容易にするため胸ポケットのフラップはラウンドシェイプに。プリーツにリベットだけを残してバックルバックは廃止されます。生地はリーを象徴する左綾デニムではなく1944年頃まで採用された右綾デニムで生産されています。
ウエアハウスの新作 Lot 2010 カウボーイジャケット大戦モデル

ウエアハウスではこのモデル専用生地を開発しました。新たに開発された7×7緯糸トップグレーデニムは、深いインディゴの中に絶妙なムラ感のある立体的なデニムとなっています。手触りはややざらつきのある生地でいい色落ちが期待できそうです。

どんぐり型とも言われる特徴的な左胸のラウンドポケットが印象的。ボタンホールは最後の処理に特徴のある「リースホール」と呼ばれる特有のステッチワークも魅力的。
ウエアハウス 大戦モデルのカウボーイジャケットは男前シルエット
試着してみましたが着心地は最高です。ジャストで着ています大き目でもスッキリ見えると思います。

ショップオーナー曰くバックヨークから肩回りの裁断、縫製が秀逸で収まりがよい秀作だそうです。
試着するとショルダーがもたつかず高めの襟と相まってきれいなラインが出ます。着丈と袖丈のバランスも良く美しいシルエットです。

やはりポケットの印象が全体に与える影響は大きいですね👀ラウンドポケットがイイ感じです(^_-)-☆

オリジナルで製作した10×10セルビッジヘリンボーン生地で製作した。ヴィクトリーバッグが付属します。
本来セットアップでの発売ですが2021/9月末ではジャケットのみ先行発売です。パンツは予約でSOLD OUTとなっています。ジャケットはコチラにありました。
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