昨年から出るぞ出るぞ!という情報があったデッドストックブルーの新しい大戦モデル。
これまた超レアな個体を再現した二本が2022春夏の新商品として発表されました。
大戦モデルの概念を、いや501XXの歴史の概念を覆すような衝撃的なヴィンテージです!!
なんと股リベ・赤ペンキの大戦モデルとバックルバックの大戦モデル!
デッドストックブルーの最新モデルは最初期の大戦モデルで超レアな個体
大戦モデルにはさまざまな仕様が存在するもののディテールとしてよく知られるのはコチラ。
ところが大戦モデル以前の501XXのディテールとされてきた股リベットやバックルバックを備えたS501XXを再現したというのですから驚きです。
S501XXにそのような仕様が存在したことへの驚きとウエアハウスのヴィンテージに対する造詣の深さへの驚き。驚きのダブルパンチですね!
股リベットの大戦モデルの存在は知っていましたが、バックルバックの大戦があったとは驚きです。
デッドストックブルー大戦モデル第二弾は股リベットの残る赤ペンキステッチの1942モデル
デッドストックブルーの大戦モデルは再初期モデル。確実に今シーズンの話題をさらう大戦史上、最高に魅力的な個体です。
ウエアハウスInstagramより
ウエアハウスにしては珍しく自信満々の押し出しの強いコピーを採用したデッドストックブルー二本目となる大戦モデルです。
特に目を引くのは股リベットと真っ赤なペンキステッチ👀1942年モデル
ウエアハウスが挙げるS1003XXの7つの特徴👇
✅その1 股リベット
かつて神戸のショップ「Union」がウエアハウスに特注した大戦モデルが股リベットのあるヴィンテージを再現したものでした。これもいい色落ちとシルエットのジーンズで名作と言えます。いまは販売されていないのが残念です。(じつは北海道のショップに一本存在するとかしないとかいうウワサがあります)
✅その2 デニム袋布
大戦期には資材の制限から余り布をスレキに採用していました。チェックのネルやヘリンボーンなどを使用したヴィンテージが存在します。
この個体はデニム生地を使用した珍しいヴィンテージを再現しています。スラブ感のあるデニム生地でウエアハウスらしい丁寧な縫製で仕上げられています。
✅その3 赤ペンキ
ペンキステッチは初期の大戦モデルに見られる仕様で、飾りに貴重な綿糸を使用することを禁じられたリーバイスがブランドアイコンを存続させるために生み出した苦肉の策でした。
デッドストックレベルでないとペンキの色を判別することはもちろんペンキステッチ痕を見ることも困難です。まれに存在するコンディションのよいヴィンテージではオレンジのペンキを見かけます。
2019秋にウエアハウス大阪のオープン時にはタブの上下にホワイトのステッチの入ったデッド級の大戦モデルが展示されていました。この大戦モデルも衝撃的でしたね~。
今回の個体は真っ赤なペンキステッチというレアなヴィンテージの再現となっています。インディゴに赤いペンキはなかなか萌えるポイントです。洗濯するのがためらわれますね💦
✅その4 コシの強い独特のWW2デニム
バナーや強撚、ダックディガーWW2などこれまでにウエアハウスがリリースしたデニムは差こそあれヴィンテージ501XXの色落ちのニュアンスを忠実に再現しています。
今回のS1003XXはヴィンテージを再現した色落ちに定評あるデッドストックブルー大戦生地・WW2が採用されています。
前回のデッドストックブルーの初代大戦モデルS1000XXの色落ちは筆者的にはヴィンテージ501XXを忠実に再現した満足いくものでした。
今回の「コシのつよい独特のWW2デニム」もヴィンテージ好きにはたまらない色落ちが期待できそうです。
✅その5 ピンクのセルビッチライン
ヴィンテージ501XXのセルビッチラインの色の再現はデッドストックを多くみてきたウエアハウスの神髄と言えるでしょう。筆者は本来の色が退色してピンクになっているのかと推察していますが真実はどうなんでしょう?
✅その6 通常より一つ少ない小股ボタン
スモールボタンが3つにトップボタンの4つのボタン。大戦モデルではボーイズモデルでなくとも3つのスモーボタンの個体もありますがこのデッドストックブルーでは股リベットが穿たれているために最下部のボタンが省略されているのではないでしょうか。知らんけど💦
✅その7 大戦仕様の銅メッキ部材
銅メッキを採用したリベット類は時間と共にくすんでイイ味が出ますよね(^_-)-☆ここも経年変化が期待できるポイントですね。これもオリジナルのヴィンテージの仕様のはずですがすんごいですね。
デッドストックブルーの大戦モデル第二弾のもう一つはバックルバックの最初期1の大戦モデルは1941モデル
一見すると1937モデルに見えますが大戦前夜とも初期とも言われるバックルバックの隠しリベットタイプ最終型ということだそうです。
いわゆる大戦リベットが採用されていることから大戦モデルにカテゴライズされているとのこと。
なるほどね~です!
このモデルのために開発された鉄製のバックル。ヴィンテージを忠実に再現する金具の製作は資金力が必要です。ここはウエアハウスの独壇場ですね。
ヴィンテージファンにとってはたまりません(^^♪
コインポケットにはまだリベットが穿たれていますね。
正直な感想を述べるとこれって大戦モデル???て感じですがヴィンテージの時代考証としての価値は高いのでしょうね(^^♪
まとめ デッドストックブルーの大戦モデル第二弾おすすめは股リベ・赤ペンキ
大戦モデル好きなら迷うことなく典型的な股リベ・赤ペンキS1003XX1942をおすすめします。
クラシカルなバックルバックモデルが好きな方は大戦直前期の1003XX1941も欲しいところでしょうね。
Unionの二川師匠は今回の1941はバックルをカットして穿きたいとのこと(^_-)-☆
そんなのを訊くと欲しくなりますな~💦
筆者はS1003XX一本で我慢することにしましょうm(__)m???
*加筆編集しました(^_-)-☆
とか思ってましたが
やはり1941へグングン惹かれる自分がいます(*ノωノ)
この優柔不断さが最近の特性💦
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