他人とは違うデニムを穿くなら ウエアハウスの新しい風 アーリーセンチュリー 1001XX 1915というデニム

ウエアハウス大阪店 ウエアハウス
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1900年初頭アーリーセンチュリーがテーマ

1915年と言えば生地の供給がアモスケイグ社からコーンミルズ社へと変わった記念すべき年。

その1915を冠したモデルが興味深い仕様で発表されました。

最近の新作を見ると1900年初頭にスポットを当てた新しい領域に踏み込んでいる気がしますね。

新装となった大阪店の階段脇に据えられたメタルのラダーはなんと第一次大戦のころのものだそう。

今思えばオープン当初に何となくそんな気配があったなーと感じます。

2021年春に高品質なサスペンダーと同時期に発表されたのがこちら👇

サスペンダーボタンで着用していた1900年初頭のデニムをモチーフにしたモデル。

1001XX 1915model

直営店限定でベルトループ付きの仕様も用意されていました。

天然インディゴで絞められた生地を使用した貴重なデニム

ジーンズは1900年代初頭まで天然インディゴで染められていました。

このモデルは天然インディゴを使用しています。

それも全体の1/2に天然藍を使用するというこだわったもの。

1915年ごろ天然インディゴが使用されていたという史実に忠実に作られているわけです。

このあたりがウエアハウスの真骨頂だと感心させられます。

天然インディゴでビンテージを再現するためのこだわり

国内で天然インディゴで綿糸を染めるのは枷染めと呼ばれる手法が主流です。

繊維の芯まで藍を浸透させる方法で上質な藍染製品を作るのには欠かせない技術でした。

しかしデニムに枷染めを採用するといわゆるビンテージのような色落ちとは全く違うものになります

枷染めは日本古来のスタイルで高い価値はあるもののビンテージの再現とはなりえないわけです。

そこでロープ染色の手法で天然インディゴ染めるという策を取ったようです

ビンテージと同じ中は白く外側はインディゴに染まったデニム用の糸を作ったわけです。

いわゆる「中白」と呼ばれるデニムですね。

簡単に聞こえますが技術的にはかなり困難が伴うと思われます。

再現のためには手間暇を惜しまないウエアハウスの凄みを感じます。

よりクラシカルなスタイルへ

ほかにも天然インディゴで染めたサックコートなど意欲的にアーリーセンチュリーにスポットを当てた製品を発表しているウエアハウス

ウエアハウス
1900年初頭のテーラードスタイルジャケット Lot 2161 TAILOR STYLE DENIM JACKET ブラウンダック 左右非対称ポケットモデル 

これからどんなカジュアルスタイルを提案してくれるのか楽しみです。

そうそうは買えないけど(*ノωノ)

1915他 ウエアハウス大阪店で店長さんに新作を説明してもらいました

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