ヤフオク リーバイス大戦モデルの落札価格は120万円だった

ヤフオク落札画面 リーバイス
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憧れの大戦モデル リーバイスS501XX

デニム愛好家なら誰もが一度は穿いてみたいと思うデニムといえばリーバイスS501XX。ヴィンテージのオリジナル大戦モデルではないでしょうか。ダウンタウンの浜ちゃんや草彅剛が愛用することで知名度があがりましたが、かつてはさほど人気があったわけでも高価なものでもありませんでしたよね。もちろんかつてって大昔の話ですれけど💦

それがいまや人気ショップや専門店でもなかなかお目にかかれないレアなヴィンテージになりました。現物をみたことはないという愛好家も多いはずです。

もともとは好きではなかったアーキュエイトステッチのない大戦モデル

1980年代に当時「オールド」と呼ばれていた1960年代以前のリーバイス。「Levi’s」ではなく「LEVI’S」を探して501XXも何本も穿いてきました。47モデルが好きでコンディションのよい物を70万程で手に入れたこともありました。そんな自分が手を出さなかったのはS501XX=大戦モデルでした。手が出なかったのではなくて実は好きでなったのです。アーキュエイトステッチが好きだったのでそれのないリーバイスなんて魅力半減と思っていのです。

47モデルの美しいアーキュエイトステッチ

ところが個体によって縫製や仕様が異なるS501XXを知れば知るほど第二次世界大戦という歴史の波に翻弄されながら製造された大戦モデルへの憧れが大きくなりました。やがて501XXを初めて手にした時のようにどうしても手に入れたくなってしまったのです。バックポケットの薄れて消えたであろうペンキステッチが浮かんで見えるような気までする始末でした。

44モデル ペンキステッチ痕すら確認できないのだが…

ヤフオクで見つけた素晴らしいオリジナル大戦モデルは1000円スタート

有名なショップに問い合わせても「出たとしても大戦はあっという間に店頭から消えますね」とのこと。意気消沈してヤフオクを覗いていると信頼できる出品者からコンディションのよい出物がありました。1000円スタートでしたから入札も多く大いに盛り上がるオークションに参加することにしました。奥様に相談すると予想外に応援してくれるとのこと!

チャンス到来、勝負をかけます。予算の上限を120として(当然、万です💦)臨みました。最終日に100万を超えた辺りで大勢いた入札者は脱落し自分を含め3人ほどが狙う展開となりました。そこからは入札単位が細かくなり最終局面の気配が漂い始め緊張もピークに達します。

1001…1002とデッドヒートしていくのですが上限を120と決めていた自分は脱落(*ノωノ)

その後は二人による千円単位での少額加算の入札が延々何時間も続きました。自分は疲れ果てて寝てしまいましたが翌朝目を覚ましてみてみると

なんと160万円を超えていたのです!

色の濃いいコンディションの良いゴールデンサイズでしたが160万は少々(*ノωノ) お高いです。最初は1000円だったんですけど(*ノωノ)

次の大戦モデルは即決出品 価格は120万円

よい大戦モデルの画像を毎日眺めて過ごした一週間が終わりましたがS501XXへの憧れは増すばかり、しかしヤフオクにそうそう出品されるものでもなく半ば諦めていた頃、インパクトある画像と共に素晴らしい色落ちのS501XXが出品されていたのです。

しかし前回のように1000円スタートではなく120万円即決となっています。今思えば前回に入札過程を出品者は見ていたのかも知れません。120万円で断念した自分を狙い撃ちした価格設定ですよね。不思議なもので大勢が入札していると参加しようという気になるものですが即決となるとビビります。しかし画像を分析すればするほどコンディションもよく素性もいい大戦モデルに思えます。他の入札があれば一貫の終わりですから気が気でありません。一念発起して高名なヴィンテージコレクターにアドバイスをお願いしたところやや高額設定かもしれないがよい一本とのジャッジをもらい意を決します。

出品者へ質問を何件かしているうちに直接メールでやり取りする流れになりました。購入店などはやや疑問も無きにしも非ずでしたが誠意あるやり取りでしたので入札を決めました。先方から直接銀行口座への入金で値引きを提案されましたが不安も残りかんたん決済にしました。

そして震える指で入札!

おめでとうございます!あなたが落札しました」の画面に失神しそうでした。とにもかくにも120万円を支払うことが決まりましたがどんなS501XXが届くのでしょうか。あとは不安と期待に押しつぶされそうな日を送ることになりました。

届いたのは色残り十分でキレイな色落ち 理想の大戦モデル



数日して宅配便が届きます 奥様と二人で梱包を解きついに大戦モデルS501XXとご対面です。ヤフオクではデニムの色が実物より濃い画像が掲載されていることが多いのです。中には意図的に操作されたものもありますがデジタル処理でそうなる要素も大きいと感じます。ところがこの大戦モデルは画像以上に濃いインディゴブルーでした。また色落ちも画像以上にオーラと迫力があって大満足(´▽`*)

まとめ ヤフオクでビンテージを手に入れる際に気を付けたのは画像の色

ヤフオク史上最高額の入札でしたが結果は大成功でした。ヤフオクで高額入札をすることかつては詐欺などの被害も少なくなかったヤフオクも他のシステムの登場で安全性は格段向上しました。とはいえ画像と実物の印象の差については自己判断するしかありません。デニムの売買での失敗の多くは色残り・色味だと思います。自然光による屋外での画像を送ってもらうことは有益だと考えます

室内で撮影したS501XX
室外で撮影したS501XX

もちろん自然光でも実物と同じ色調にはなりませんが加工されていてもわかりやすいので出品者の信頼度を伺うことができますし、ある程度自分の撮影などで判断も可能です。ビンテージのみならずユーズドのデニムをヤフオクなどで検討する際にぜひ参考にして見て下さい

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