デニム専用洗剤「デニムウォッシュヴィンテージ」【ウエアハウス】「色落ちを最低限に抑えながら汚れを落とす」というのは本当でした

ウエアハウス
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ボトル一本が3千円!?

自然な洗浄力でインディゴを落とさず汚れを落とすヤシノミ洗剤を長年愛用してきた筆者にとっては高価なデニム専用洗剤は無縁な存在。

高いだけでヤシノミ洗剤と似たような効果に違いないと決めつけていました。

完全に偏見を持っていた筆者ですが、今回は信頼するショップのオーナーのお話を聞いてyoutubeのテーマとして試してみようという気になったので実験してみました👀

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デニムウォッシュヴィンテージはほんとうに「色落ちを抑えて汚れを落とす」効果があるのかデッドストックブルーで実験

今回のテーマは「色落ちを抑えて汚れを落とす効果が高いのか」という点です。

「2~3カ月の着用による汗、皮脂汚れや、独特の匂い等の不快要素だけを取り除き、極力インディゴを落としません。よってデニム本来の色とコンディションを保つ、画期的な洗剤」というメーカーさんの説明ははたして本当でしょうか。

結論「つけ置き洗いだけで十分汚れを落とす効果がある」

結論を言いますとたつけ置きだけでかなり汚れを落とす効果があります。

ヴィンテージ大戦 s501xx

濃いインディゴを残しつつメリハリのあるアタリが出たヒゲやハチノスを纏うデニムにうっとりした経験は誰しもありますよね。

このような経年変化を求めるならインディゴを出来るだけ落とさないために洗濯はしないほうがよいのは確かです。

リジッドの濃いインディゴを残しつつアタリをつけてメリハリのある経年変化を求めるとなると何カ月も洗濯しない「根性穿き」となるわけですよね。

でも汗や皮脂のよごれはニオイの元となりますから困ったものです。

摩擦を嫌うインディゴですから漬け置きで洗浄効果がある洗剤があれば色落ちは最低限に抑えることが出来ます。

色を落としたくないデニムは「つけ置き洗い」がベスト

インディゴは染色効果は低い染料で、繊維に浸透しているわけではないのです。

イメージ的には粒子が繊維にまとわりついている感じ。

ですから水につけるだけでも繊維から離れます。

まして洗濯機で洗濯すればかなり色落ちが進行します。

ですから摩擦の発生しない「つけ置き洗い」だけで汚れが落とせる洗剤が理想的ですよね。

しかし「そんな洗剤って本当にある??」というのが実験前の正直な感想でした。

黄ばんだデッドストックブルー大戦をデニム専用洗剤「デニムウォッシュヴィンテージ」で「つけ置き洗い」してみた

やや黄ばんだヴィンテージのようなデッドストックブルー大戦モデル

毎日穿き込んだデッドストックブルー大戦モデルはこれまで洗剤を使用せずに洗濯をしてきました。

ですからヴィンテージのようなやや黄ばみを帯びた色合いです。

このデッドストックブルーを色落ちを最低限に抑えながら汚れを落とすというデニム専用洗剤「デニムウォッシュヴィンテージ」【ウエアハウス】で洗濯してみました。

デニムウォッシュヴィンテージのつけ置きだけでどれくらい汚れが落ちるのか

漬け置きだけでどれくらい洗浄力を発揮するのか試してみました。

メーカーは一晩つけ置きを推奨していますがショップオーナーは一時間程度とのことでした。ケースバイケースで良いと思います。

水10リッターにキャップ一杯(約10ml)で約4時間つけ置き

キャップ一杯が約10ml
先に洗剤を入れました
全体に馴染ませます
放置

この時点で薄っすらと汚れが落ちるのが確認できました。

漬け置きして二時間経過

二時間経過でかなりの汚れがデニムから剥離されたと感じます。つけ置きだけですので驚きです。

リジッドのデニムを水につけると黄褐色が現れます。インディゴの溶液は黄褐色ですからこれが汚れと混同されがちですので注意が必要です。

画像ではやや黄色く見えますが実際は茶色い明らかな汚れでした。

漬け置き約4時間

今回は4時間つけ置きして軽くすすぎました。

画像では伝わりにくいかも知れませんが、茶色い濁った水は皮脂かと思われます。水だけの洗濯で長時間穿き込んできましたのでかなり繊維に皮脂や汚れがため込まれていたはず。

これ以上色を落としたくないという理想的な色落ちなのでつけ置き洗いでこれ程汚れだけが落ちたのは想像以上の成果でした。

ウエアハウス「デニムウォッシュヴィンテージ」は色落ちを抑えて汚れを落とすという理想的なデニム専用洗剤

デニム専用洗剤「デニムウォッシュヴィンテージ」は色落を防ぐためデニムのタテ糸とヨコ糸、またインディゴ染料の相互関係を考慮して石油系界面活性剤・蛍光剤・漂白剤を使用していないそうです。

 一般の洗剤が界面活性剤や洗浄成分を20~60%前後使用するのに対してデニムウォッシュは天然系素材の大豆脂肪酸を僅か3%前後使用しています。 

食品として使用されている大豆脂肪酸と精製水をナノ粒子という細かなレベルで活性化させて、汚れやウイルスを剥離し分解させる「全く新しい発想の洗剤」という説明には納得です。

微かに汗臭かったデッドストックブルー大戦もすっかり無臭になりました。

製品のシトラスの香りは洗い上がりでは、ほとんど感じません。

気になる色落ちですがデッドストックブルーの持つ酸化デニムらしい「くすみ」には変化もなく洗濯以前よりイイ感じの表情になったような気がします。

まとめ デニムウォッシュヴィンテージはこんな方におススメ

つけ置きで洗浄効果のある「デニムウォッシュヴィンテージ」は特にこんな方におススメです。

  • デリケートなヴィンテージを洗いたい
  • とにかく濃紺のデニムが好き
  • ヒゲやハチノスがくっきり出るメリハリある色落ちを目指したい
  • 根性穿きは不衛生で苦手

 

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