いい色落ちをさせたいジーンズの洗濯って意外に悩みますよね。
この記事ではジーンズの洗濯について知っておきたいことをまとめました。
ジーンズの洗濯 「いい色落」をさせるおススメの洗い方
ジーンズを染めている「インディゴ」という染料を知る
ブルージーンズは「インディゴ」で染められています。
インディゴの持つ特性を理解することで洗濯のポイントがわかります。
インディゴの特性
定着性が低く水に溶出しやすい
特有の酸化による染色である
紫外線で退色しやすい
この特性が洗濯するたびに色落ちするというジーンズ特有の魅力の源です。
ジーンズを上手に色落ちさせる洗濯 3つの鉄則
ジーンズの洗濯の鉄則
1 洗濯は最小限に抑える
2 洗剤を選ぶ
3 裏返して干す
1 洗濯は最小限に抑える
ジーンズは洗濯と摩擦で色落ちします。
着用した際に擦れるところが部分的に色落ちします。洗濯では全体に色落ちが進みます。
できるだけ洗濯を減らすことで擦れる部分を一定にさせ鮮やかに色落ちが見られます。
全体の色落ちも防ぐことができます。
洗濯は不衛生でない限り我慢する方が良い結果を生みます。
ただしニオイや不潔さを我慢するのはおすすめしません。
2 洗剤を選ぶ
酸化して定着しているインディゴを還元させるアルカリ性の洗剤は使用してはいけません。
ですから家庭で一般的に使用される洗浄力の強い洗剤はジーンズの洗濯には不向きです。
中性石けんやお洒落着用洗剤、あるいはデニム専用洗剤を使用します。
不安な場合は多少価格は上がりますが回数を考えれば専用洗剤の使用が安心です。
3 乾燥は裏返しで
インディゴは紫外線で退色しますので必ず裏返して乾燥させてください。
ジーンズを洗う時に守るべき7つのルール
経年変化や色落ちにこだわって「育てるジーンズ」の洗い方
1 ボタンやファスナーは閉める
ボタン周りの生地が弱ったりファスナーの金属部分が生地を傷つけることがあります
ジーンズ自体の型崩れの原因にもなるのでボタンやファスナーは閉めます
2 ロールアップ部分は伸ばしておく
ロールアップ部分には埃や汚れが溜まりやすいです。
また折り目の生地も傷みますので洗濯する前に伸ばして汚れを落とします。
3 ジーンズを裏返す
特にひどい汚れがある場合は例外として裏返して洗いましょう。
摩擦で色落ちしますので必ず丁寧に裏返して洗濯します。
4 他の衣類と別に洗う
ジーンズを洗うときは他の衣類とは一緒にせずに、ジーンズ単体で洗いましょう。
デニム生地は色落ちして他の洗濯物に色移りします。
5 普段使用している洗剤では洗わない
一般的な洗濯用洗剤は『アルカリ性』の洗剤ですのでジーンズが退色します。
インディゴの性質から中性洗剤やおしゃれ着洗い用洗剤またデニム専用洗剤を使いましょう。
6「手洗いモード」や「ドライコース」など優しいコースで洗う
洗濯機で洗うときは「手洗いモード」や「ドライコース」で洗います。
長時間の洗濯を避け「洗い」や「すすぎ」は5分程度で十分です。手洗いやつけ置き洗いもOKです。
7 必ず裏返しの状態で干す
日光の紫外線はジーンズを著しく退色させます。必ず裏返して干しましょう。
ジーンズの洗濯は3つの鉄則を押さえて楽しみたい
むつかしく考える必要はありません。
1 最小限の回数で 2 洗剤を選んで 3 裏返して干す
この3つのジーンズの洗濯の鉄則をおさえて洗えば自分だけの色落ちをしたジーンズが手に入ります。
ジーンズの洗濯は楽しいものですが、回数はくれぐれも控えめに(^_-)-☆
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