限定オンライン販売 大戦デニムを縫う工房【BOT】最新情報
1940年代のデニムをオーダーで縫い上げる工房【BOT】の竹永氏の最新情報です。
本来、工房に来場された方とお会いして採寸や細かい希望を聞いたうえで製作するというスタイルを頑なに貫くBOT竹永氏ですが、緊急事態宣言などコロナ禍で遠出はままならないというユーザーの声を配慮して限定でオンラインでの受注を決心されたようです。
この夏からスタートしたカスタムについては受注不可となるようですが詳しくはBOTのインスタグラムをご覧ください👀
現在、バックオーダーのデニムをひたすら縫うかたわらで、工房のマイナーチェンジをされている模様👀レザー専門の工房ドリーズさんのアシストでディスプレイと収納を兼ねたウッドラックを製作。工房のイメージが少し変わっています。
ゼロから夢を実現させてきたBOTの歩み オリジナル生地の開発へ
現在のBOT工房の以前の姿👀物置というのでしょうか💦ここでデニムを縫うと決意を固めた彼の行動力の足跡をご覧ください👀
なんとか夢の輪郭を描くカンバスが登場👀
自分のできることはすべて自分の手で解決
必要なものは多大な代価と引き換えにでも手に入れてきたBOT
工房立上げから間もなく「遠くへ行きたい」で俳優の前川泰之さんとのテレビ出演👀多くのデニム愛好家からのオーダーに応える毎日を送るに至る。
てな具合にゼロから夢を実現してきた竹永氏は現在、秋から予約受付を開始する大戦モデルの開発に余念がない様子👀
個人がオリジナル生地を開発するという夢の実現
今回の大戦モデルは彼にとって初めてとなる特注生地からの開発です。デニムの製品を製作する場合、紡績工場、機屋さんですね、が、レギュラーで生産する何種類もあるデニム生地を使用するのが一般的です。名の知れたブランドでも生地から開発しているところばかりではありません。それだけジャパンデニムを支える紡績工場のレベルが高いということです。しかし生地に特別にこだわりを持ったプロジェクトとなると、オリジナル生地を紡績工場と開発することになります。ウエアハウスのバナーデニムやデッドストックブルーなどがそれに当たります。製作サイドの意向が明確であれば、忠実に具現化してくれるだけの技術が紡績工場には存在します。
しかしオリジナル生地の開発は多大な経費が必要なうえにロットも大きいため、多大な生産を必要とします。ウエアハウスやフルカウントなどのメーカーであれば可能であっても個人が容易に手を出せるレベルではありません。しかし竹永氏はオリジナル生地の開発を早くから決意していたと思います。
今思えば2020年秋に初めて訪れた工房でお会いした時には既に竹永氏の胸にはオリジナル生地の開発があったのでしょう。メインとなる47モデルに使用していた生地の完成度が高く、大戦モデルにも使えるという筆者のコメントに大戦モデルには別の生地を使わねば納得できない、と即答した彼の言葉が思い出されます。
現在使用しているのは機屋さんの生産していた生地ストックです。これも素晴らしい完成度でオリジナルの501XXを彷彿させる完成度でした。
オリジナル大戦生地「BOT WWⅡ」(知らんけど(^_-)-☆)の完成が待ち遠しい毎日です。
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