ヴィンテージのような色落ちで評価の高いウエアハウスのデッドストックブルーのラインナップは現在パンツは5種類でジャケットが4種類となっています
デッドストックブルーではルエットやディテールのみならず三種類の生地をモデルによって使い分けることで時代によって異なるヴィンテージの色落ちまでもを再現しています
この記事では筆者が試着したり店長さんからお伺いした説明をもとにウエアハウスのデッドストックブルーのジャケットの違いをモデル毎に簡単にまとめています
ウエアハウス デッドストックブルーのデニムジャケットを比較してみた
ウエアハウスのデッドストックブルーのセットアップのラインナップ
やや難解なデッドストックブルーのシリーズを整理してみましょう
ウエアハウスのデッドストックブルーは1000Zを除いてセットアップアイテムになっています
セットアップとなるデッドストックブルーの4つのモデル
ジャケットlot番号 + パンツlot番号 = ヴィンテージモデルの名称
2001XX(2000XX)+1004XX(1000XX)
= 36モデル
S2000XX +S1000XX
= 大戦モデル
2000XX +1000XX
= 46モデル
2001XX(2001XX) +1001XX(1000XX)
= 47後期モデル銅メッキボタン
以上のうち36モデルのデニムジャケットは近々リリースされる予定のようですが残念ながら現在は実物を手に取ることはできません
実物を確認できれば情報を追加しますね
この記事では今季2021FWカタログに掲載されている3つのモデルと銅メッキボタンの47後期モデルについて説明しています
ウエアハウスのデッドストックブルーデニムジャケット各モデルの概要
2000XXは戦後のごく短期間に製造された46年モデル
46年モデルのパンツ1000XXとセットアップで昨年の発売以来カタログトップを飾るデッドストックブルーを代表するモデルです
7.5*7.5のデッドストックブルー生地を使ったしなやかな着心地です
戦前と戦後に実存する退色したタブを再現したピンクタブが採用されています
このタブは経年でさらに白くフェードしていきます
新たに作られた鉄製ボタンは刻印が深くなってさらにヴィンテージの表情に近づきました
脚の部分には銅メッキが施されています
バックルもこのモデルから採用された鉄製のユリバックル
細かな刻印までヴィンテージを忠実に再現したデザインで経年で酸化して表情を変えていきます
2000XXはきれいなファーストタイプのジャケットでシルエットも着こなしやすいので幅広い着こなしに対応できる一枚です
デッドストックブルーのジャケットで迷ったらコレ!と言えるデニムジャケットです
S2000XXは大戦期に製作されたレアな大戦モデルのファースト
S2000XX 大戦期のみにつくられた四つのボタンとフラップのないポケットが特徴
厚手のごわつきあるヴィンテージの大戦生地を再現する6.7*6.6のデッドストックブルーWWⅡデニムを採用
フラップのないポケットに退色タブが縫い付けられています
タブの上部にはむき出しのリベットが穿たれています
バックルは2000XXと同様にユリ紋章のバックルが採用されています
s2000XX大戦は大戦期のファーストらしく広くゆったりとした身幅で着丈がやや短い独特のシルエットです
大戦モデルファンにはぜったい満足できるデニムジャケットです
2001XX(2000XX)は銅メッキボタンの40年代後半から50年初頭にかけての片面タブ
2001XX(2000XX)は47後期片面タブの時期に実存する銅メッキが施されたボタンを使用したレアなヴィンテージを再現したモデルです
生地は46モデルと同様7.5*7.5のしなやかなデッドストックブルーデニムを採用
ピスネームは赤のタブを採用(直営店限定でピンクタブも生産される予定)
銅メッキのボタンは酸化し独特の色になりくすんだコッパーカラーのボタンがインパクトある表情を見せてくれます
バックルは時代考証に忠実なスライドバックルが採用されています
シルエットは46モデル2000XXと比べると着丈はやや短く身幅もややタイトで袖丈も短めです
3つのモデルではもっともタイトフィットとなります
人と被るのがイヤなユーザーやすっきりとタイトなデニムジャケットならコレですね
まとめ ディテールとシルエットが異なる3つのデッドストックブルーデニムジャケット
ディテールは3つのモデルで明確に異なりますので好みで決まると思いますが気になるシルエットは分かりにくいと思いますので試着した感想をまとめてみました
試着してみるとシルエットは3モデルで微妙に異なっています
身幅は大戦モデルが広め、46モデルと銅メッキはほぼおなじ程度の印象です
大戦モデル(S2000XX)>46モデル(2000XX)≒OR>銅メッキボタン(2000XX)
✅銅メッキボタンは3つでは最もタイトなシルエット
✅大戦モデルは特有の着丈に対して身幅の広いボックスシルエット
✅46モデルはバランスのとれたゆったりしたシルエット
といったところでしょうか
近々アップするYoutubeでは銅メッキボタンを試着しながら大阪店の店長さんが説明をしてくださっています
36モデルも手に取って確認できたら記事にアップします
お楽しみに♪
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